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【ダニ・花粉】舌下免疫療法ってどんな治療法?メリットとデメリットは?子どもが受けても大丈夫だった?

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2月に入ると少しずつ飛び始める花粉。
花粉って毎年のように「例年を上回る飛散量」と言われていますよね。

花粉症と同じくして悩む人が多いのがハウスダストやダニアレルギー。
薬を使わなくても症状が楽になったらいいよな〜。そう思いませんか?

今回は最近耳にする「舌下免疫療法」
実際に子どもが治療を開始しどのような経過なのかをまとめてみました。

・治療開始してどんな感じ?
・飲み忘れはない?
・毎日続けられる?
・費用はどのくらい?

みんなが気になることをブログにまとめて書いてみました!
最後まで読んでみてくださいね。

舌下免疫療法って?

最近目にする機会が増えた「舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)」
舌下免疫療法とは一体どのような治療法なのでしょうか?

100年以上前から行われているアレルゲン療法

舌下免疫療法はスギ花粉症やダニアレルギー性の鼻炎に用いられる治療法の一つ。
実は100年以上前から行われている治療法なんだとか。

アレルゲンを含む薬を舌の下に置き、体の中にアレルゲンを吸収させ→次第にアレルギー反応を弱めていく。
自宅でできるアレルゲン療法なんです。

どんな薬を服用するの?

薬は錠剤タイプ。
舌の下で飴のように舐め続けるのかな〜と思っていました。
実際は舌の下に置くとすぐにシュッと溶けて消えてしまいます。

こんな感じの錠剤です↓

舌の下に薬を置き1分待つ。→その後はそのままごっくんと飲み5分程度は飲食禁止。
服用方法がたったこれだけなんです!

液体や粉ではないので最初見た時は薬が苦手な人でも飲みやすそうだな〜という印象でした。

Ikue

特に変な味もしないそうですよ!

子どもでも始められる!

舌下免疫療法は何歳から治療開始できるのでしょうか?

対象年齢は5歳以上とのこと

いろいろ調べてみたら5歳以上から治療可能とのことでした!

最近の子どもは花粉症になるのも早いですから、舌下免疫療法も早めに始めてあげられた方が良さそうですよね。

Ikue

娘は年少4歳の時に花粉症になりました…見ている親が辛いです。

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服用期間は1日1回。服用期間は?

服用期間は1日1回。
時間は特に決められていません。
(入浴前や運動前は避けるようにとの指導はありました。)

1日1回の服用を数年間続けて徐々にアレルギーに対して反応を弱めていきます。

服用期間は最低3年

1番ネックなのがこの長い服用期間。

舌下免疫療法は最低でも3年は毎日飲み続けなければなりません。

かなり根気のいる治療法になります。
大人なら毎日飲めるとは思いますが、子どもとなると絶対に飲み忘れがあったり続けられなくなるのでは…と不安になる親は多いと思います。

実際にこの長期の服用期間が気になって治療に踏み切れないご両親も多いはず。

ちょっとした工夫で飲み忘れは回避できます!後ほどご紹介します。

3年は長すぎる?「いや、短い」そう考えた理由

服用期間が最低3年と言うのはとても長く、続けられるかかなり不安がありました。

でも3年でアレルギーが良くなり今後の人生が楽になるなら?と考えたら3年は短いのではないか?と思ったんです。

毎晩辛そうな鼻詰まりを見ている方がしんどかった。

私の子どもはダニアレルギーで年中・毎晩鼻詰まりで辛そうでした。
これが今後一生続くと思ったらかわいそう…3年の服用で改善して楽に生活できるようになるなら!!と思ったのが始めようと思ったきっかけです。

Ikue

何十年も辛いのが続くより服用期間3年なんて短い!と思ったんです

毎日続けられているコツは2つ

毎日薬を飲み続ける舌下免疫療法。
子どもが毎日飲み続けられるのでしょうか?

大丈夫!我が子は毎日続けられています。

実際には2つの工夫をしたことで我が家は毎日続けられています。

【工夫①】服用時間は朝にする

薬飲み忘れが続くことが1番怖いですよね。
実はちょっと工夫することで飲み忘れを防ぐことができました。

必ず朝飲む

服用時間を朝と決めることで飲み忘れを防ぐことができました。

基本的に我が家では朝食を食べた後に服用させています。
最初のうちは朝でバタバタもしますが、子どもも慣れてくると薬を服用しながら着替えをしたり準備をしたりできるようになりました!

仮に朝飲み忘れても帰宅後や夜に服用すればOK

忘れやすい人は早めの時間にすると良いかもしれないですね。

【工夫②】日付を書いておく

毎日服用する薬。
たくさん薬があると「あれ?今日飲んだんだっけ?」と思う日が必ず来ます。
それを防ぐためにあることをしました。それは…

日付を書いておく

薬の空いているところに服用する日付を書いておきます。
そうすることで・飲んだか・飲んでいないか 親からも確認しやすくなります。

Ikue

慣れてくると約1ヶ月分処方されます。管理する量が増えてもわかりやすくなりますよ!

この二つの工夫をして飲み忘れを防いでいます!

通院はどのくらいする?

毎日1錠の服用。
通院はどのくらいの期間なのでしょうか?

慣れるまでは1〜2週間ごとに来院

薬は初回のみ院内にて医師の指導の元服用。
2日目からは自宅での服用になります。

まずは少量を服用。
1週間後・2週間後・と慣れるまでは様子を見ていきます。
我が子も慣れてきたら約1ヶ月分処方されました。

服用に慣れてきてからも月一での来院は続くと思いましょう!

費用はどのくらい?

気になる費用…何十万もかかるなら辞めようかな。と考える人も多いはず。
実は始めるから子どものうちからがチャンスではないかと思います!

舌下免疫療法は保険適用

舌下免疫療法は保険診療になります。
保険3割負担の場合でしたら月に3000円〜4000円程度の負担で済むとのこと。

毎年しんどい花粉やアレルギー症状で悩むくらいなら舌下免疫療法を気長に初めてみようかな?とも考えますよね!

【子ども医療費助成の対象】親の経済的負担も軽減

実はこの舌下免疫療法は子ども医療費助成の対象にもなるため、小中学生など対象となっている人はさらに負担が軽減されます。

我が子も子ども医療費助成の対象で安く治療しています。

自治体によりますが、自己負担無料で受けられるという人も。
(ご自身の自治体の制度を調べてみてくださいね!)

Ikue

自己負担無料なら親の負担も軽減されるので本当に嬉しい!!

まとめ

今回は舌下免疫療法についてまとめてみました。

【メリット】
経済的負担が少ない
錠剤なので服用は簡単
スギ花粉症・ダニのアレルギー症状を根本から治すことができる唯一の治療法と言われている。
(個人差があり全ての方に効果があるわけではありません)

【デメリット】
長期服用が必要
根気がいる

最低でも3年服用とちょっと根気がいりますが、それで効果が出ればその後は楽になれる!
今まで飲んできた症状を抑える薬の服用が不要になる。とメリットはありそうですよね!

気になる方は一度お近くの耳鼻科等に相談してください。

今度、どのような経過になるか追ってまとめて記事を書いていこうと思います。

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